甲府駅/JR東日本（山梨県甲府市丸の内1丁目2付近）周辺48km圏内の鉄道路線

ひびが入っていたのはＪＲ甲府駅北口のペデストリアンデッキのエスカレーター上部の屋根に設置されたガラスで、地上からの高さは約１４メートル。天井には樹脂製のシートを挟んだ上下２枚１組のガラスが４０カ所設置され、１組が縦約１４０センチ、横約７６センチで重さは約３２キロ。管理する甲府市は、１０月上旬に１組のガラスのうち上部の全面にひびがあるのを確認していたが、「安全性に問題がない」と判断。落下防止用のネットを張る対策を取ったが、周囲に看板を立てるなど利用者への周知はなかった。７日夜からガラスの交換工事に入っており、１０日未明に終了する予定。
甲府市では、今年２月に市庁舎４階から重さ約１００キロのガラス窓が落下した際も公表せずに、批判を受けていた。